OPTICAL/OPTOMECHANICAL DESIGN
光はアプリケーションによって"光線"、"波"、"光子"といった一見全く異なる様相を見せるため、設計手法もそれらに併せてダイナミックに変更する必要があります。フォトクロスでは、これらすべての「光」に対する光学設計が可能です。また、設計した光学素子を光学特性を劣化させることなく保持・アライメントする機構系の設計も対応致します。
最も汎用的な近似方法である”光線追跡”を用いた設計を行います。シミュレータにはCodeVもしくはZEMAXを用いています。光線追跡法は近似であるとはいえ、ほとんどのアプリケーションにおいて十分すぎる精度と最速の結果を提供します。
光線追跡法では対応できないアプリケーションに対しては、波動光学的な計算手法を用いた光学設計を行います。フォトクロスでは、FDTD法、RCWA法によるシミュレーションに加えて、独自コードによる波動光学的解析も駆使した設計を行っています。
フォトクロスでは、基本的にすべての光学設計に対して光学部品の製造精度とアライメント精度および手順を考慮した公差解析を実施します。光学素子を保持する機構系も公差解析結果に基づいて設計します。製作前においても精度補償の想定が可能です。
重量物や、激しい温度変化が発生する環境で用いる光学系は、有限要素法(FEM)による静解析、熱応力解析も組み合わせた機構設計を実施する必要があります。解析結果は必要に応じて光学設計や公差解析にフィードバックします。
天体望遠鏡のように自然環境下にある光学系や、複雑な装置中に設置されている光学システムにおいては、光以外の物理作用が発生し、光学材料特性や形状変化が発生することがあります。流体場や磁場など他のシミュレーションの結果を光学シミュレーションに取り込んだ評価を行うことができます。
PRODUCTS
フォトクロスでは、光学分野の各領域で経験豊富なプロフェッショナルが対応いたします。
SERVICE
フォトクロスでは、光学分野の幅広い分野に対して豊富なサービスを展開しております。
光学のお困りごとに対して手厚く対応いたします。
結像光学系は光学の基本です。レンズやミラーを用いた結像光学系の構築を波長を問わず対応致します
フォトクロスでは、振幅型、位相型などあらゆるタイプの回折光学素子の設計とそれらを用いた光学システムの構築が可能です。
フォトクロスでは補償光学システムの設計および構築が可能です。補償光学を新たに導入したいとお考えの方はご相談ください。
フォトクロスでは天文観測に必要とされる光学および周辺技術を駆使した天文観測用装置を提供致します。
衛星-衛星間、衛星-地上間での光通信に必要になる各種光学系の設計およびシステムの開発を行います。
光の性質を用いた光学測定器の構築を、原理検討からお手伝いします。